戻って参りました。
サマータイムになっていたせいか、海を越えたあちらはとても過ごしやすかったです。
朝夕は冷えたんですが、日中は日陰以外は日が強くてじっとしてると暑いくらい。
空気は熱くないんですが、まさに紫外線が強い感じがしました。
おかげで帰国時の日本の気温に驚愕するハメになるんですが寒いよ日本!!!春はどこ行った!!!
そんなこんなですが、楽しんで参りました。
現実逃避も兼ねてたんですが、十分逃避できてまだ戻ってこれてません(笑)
ウッカリすると英語で何か言いそうだ(全く英語はしゃべれないけどな)
向こうの人はみんな親切でした。
以下写真を見ながら感想です。
●サンフランシスコの街
大都会すぎず、かといって田舎過ぎず。過ごしやすい土地でした。
ユニオンスクエア中心にしか見てないんですが、なんかちょっとおしゃれ。面白いお店もある。
スタバが「犬が歩けば棒にあたる」状態でそこかしこにある。
マックが無い(海辺の方にはありましたが、ホテルのあったユニオンスクエアという市街には見あたらない)
チャイナタウンと日本街行けなかった(チャイナタウンは車から入り口だけ見た)
ケーブルカー楽しい!!!かわいい!!!日本に持っ帰りたい!!!(無理です)
坂が多い。半端無い。しかも急勾配。しかしそのおかげで町並みが楽しい(膨らむ創作意欲と妄想)
●フィッシャーマンズワーフ
海岸にある街で、観光地でもある港。
水族館やちょっとしたテーマパークなんかありました。海産物の料理がとても美味しい。
ゴールデンケートブリッジはめっさ大きかったです。
車で渡るとあっという間。
クルージングで見るとひたすらデカイ。
アルカトラズ島は旧収容所で、今は観光名所だそうですが、クルージングで外周だけ見てきました。
●アメリカの結婚式
今回のメイン。
新婦がうちのはとこなのです。親族代表で出てきました。
場所はサンフランシスコはなれて、スタンフォード大学の中にある観光客もわんさか来る教会貸切ってやってるという、規模のデカさ(でも他にもカップルいた)
ていうかスタンフォード大学がでか過ぎる。
京都は「街の中に大学がある」感じですが、スタンフォード大学のは「大学構内の中に街がある」感じで、なんかもう規模が違うよ。
式の内容もやっぱり日本と違うのね。
神様の前で誓いを立てるのは、そのままのようなのです。
(あだしっちは日本の八百万の神様の前でする神前婚しか儀礼的には見た事が無いため比較はできない)
その後の披露宴がなんだか二次会といっしょくたなイメージがあります。
披露宴はサンホゼの閑静な住宅街(高級住宅街といった感じで一軒一軒の敷地がデカイ)のレストラン?で。
ケーキカットもブーケトスもそこでやりました。
うっかりブーケトスキャッチ(正確には拾い上げ)
しちゃったじゃねーか
スピーチとか内容はもちろんすべて英語なので全くわからなかったよ!(自慢げに言うな)
けれどあんまり長くなかったし、料理の後はみんなでダンシングなタイムもありまして
当然のことながらいろいろちがうなぁと思いました。
そのダンシングタイムに誘われて出て行ったがために、自らの意思で踊るというより
文字通り踊らされるあだしっち
リズムが一向に合わないんだよすみません!!
普段履き慣れないヒールのせいだと言ってみる(帰る頃にはむくみも加わってそれはもう悲惨なことになっていた)
生粋の日本人は大人しく盆踊りでも踊ってるよ。
でも楽しかったです(笑)
ケーキカットはケーキカットだったんですが、問題はケーキです。ここは突っ込まなければいいけないだろう、日本人として。
すごく、青いです…
新婦のお母さん(この人が私の母の従姉妹にあたって日本語もできます)が
「(ケーキの周りについてる花が)サクラに見えるかしら?」とのたまっておりましたが
正直そんなことは問題じゃないと思うんだ。
問題はなんでケーキがそんなに青なのかということだと思うんだ。うん。
まぁ、そんなことを日本に居るノリで突っ込めるわけが無かったんですがね!(向こうにいる間は比較的大人しくしていました多分)
アメリカの結婚式って、本当に本人たちのためにするといった感じで、見ていて凄く嬉しい気分になるというか、楽しめるというか。
何もかもが本格的で本物を使ってるせいか、これなら人生の一大イベントとして末永く想い出に残りそう。
見ていて気持ちがよく、本当によかった。お幸せに!
(教会→披露宴会場移動中、
ハイウェイでレンタカーがパンクするという日本でも滅多にない経験したのもいい想い出だよ)
●ミュアウッズ国定公園
新婦のご両親がせっかく来たんだからと言って、結婚式後でお疲れの中連れて行ってくれました。
位置的にはサンフランシスコのゴールデンゲートブリッジを渡った先にある北に位置しています。
ヨセミテの方に行こうかと最初思っていたんですが、移動時間で合計8時間というのに
聞いただけで疲れが出てきたので、そっちにしました。
こっちは大体往復2時間くらい。脇の道に花が溢れてて、それだけでも楽しめます。
しかし、まぁまぁこっちは森ひとつだけとっても規模もデカイ(笑)
一本一本の木がすごく大きかったです。
デジカメじゃ一枚でちゃんと収まりきらないのね!
あんまりいろいろ大きいものだから、途中から生えてる植物が4、5種類のバリエーションしかないことに気付くのに時間かかりましたが。
その脇に群生してる植物もかわいいかったり綺麗だったりで楽しかった。リフレッシュ!
●その他ヨタ話
・犬。
ユニオンスクエアのホテルの近くにあった、ヒッジョーにおしゃれなインテリアショップに居たわんこ。
すごく人懐っこくてかわいい。もふもふ。
お店の人がとてもイイ人で、写真に撮らせていただきました。
あともう一匹ミニマムなわんこも居たのですが何故か撮れてなかった残念!
・アメリカ人的日本地図
新郎(韓国系アメリカ人)が結婚式前夜の会食で書いてくれました。
一緒に渡米した長崎の親戚がどこに住んでいるか説明しようとしたところ書いてくれたなのですが
最初はその四国九州も書かれてない一つなぎの棒だったので、あわててみんなで付け加えたのでした。
よく見ると反り返り方も逆である。
そんなこんですが、新郎は嫁に『絶対彼氏』をみせられて日本語を勉強中だと言いながら
日本語しか出来ない私たちに果敢に話に来てくれたいい人です。
ちなみに日本のユニットバスは浴槽が深くてビックリしたそうです。
・むこうの料理
非常に大味、そして大量。
いくら料理が美味しくても、そんな多かったら飽きちゃうよっていうくらいに多い。
現地で食べて一番美味しいと思ったのは、タイ料理の麺でした。
・美術館
近代美術館に行ってきました。広い。
京博が狭いのにビッシリモノが置いてあるのに、こっちは広いのにびっしり置いてある。
展示物はとてもオープンです。色んな意味で。
こっちで二次創作物の主人公の年齢がうんぬんとか卑猥が何とか都議会で水面下でコッソリ通そうとかしてるのが馬鹿馬鹿しくなります。(私も反対派です。私これ通されたらきっと渡米するていうか日本見捨てる。)
いろんな作品があって何よりビックリしたのは、美術館の壁とか床とかも使って作品創ってることです。
これ撤去したら同じもの創れないだろうなていうか同じ状態で展示ってのはまず不可能だな、ってものがいろいろあって、自分が恒久的に同じ状態で展示するという作品に対する価値観からして違うんだろうなって思ったです。
立体物もそうだし、絵画も、フォトグラフも。みんな面白かった。これが受け入れられている価値観素晴らしい。
日本ではあまり味わえない満腹感を得ました。
以上、掻い摘んで感想でした。
また行きたい。いや、行きたいが今度はヨーロッパ行きたいな。
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